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創業100周年のご挨拶

早春の候、貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
1923(大正12)年3月2日、丸一青井商店として北海道旭川市で創業した株式会社青井商店は、本年3月2日に創業100周年を迎えました。
これもひとえに、お客様、社員をはじめ、当社と共に歩んでくださった皆様のおかげであり、心より感謝申し上げます。

北海道はまだ開拓、発展の最中の大正時代、屯田兵をはじめとして多くの労働力を要する北海道の真ん中で、石川県から旭川市に移住した創業者の青井與一は、生活の糧を模索する中で作業に必要な手袋に着目し、軍手とメリヤスの製造業を始めました。
その後の100年という長い道のりの中には、大きな節目が3つほどありました。

1つ目は、生産効率の観点から製造業をやめ卸売業へ転換したこと。
2つ目は、自前の工場を持たず企画製造を行うファブレスメーカーとして輸入を始め、自社企画製品を生み出したこと。
3つ目は、北海道に最も近いロシアへ輸出を果たしたことです。

この100年の間の歴史を支えてきたものは、創業者から受け継がれてきた根気強く前へ進める精神であり、その時代の潮流に合わせて常に現場(ニーズ)に近いところで活動してきたことにあります。
国際社会との関わりなくして経済活動が不可能な時代、新型コロナウィルスの感染拡大 や戦争など、これまでの常識が激変し、世の中は新しい価値観の下で新たな生活様式や枠組みに変化していく時代に移行しつつあります。

このような時代の変革の中で、私たち青井商店は社訓である「創意」「熱意」「誠意」をもって持続可能な社会の実現に取り組み、新たな100年も独自の価値を創り出す企業として全社一丸となって着実に歩みを進めていく所存ですので、今後ともなお一層のご指導とご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

令和5年3月2日
株式会社 青井商店
代表取締役 青井貴史

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